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1997-08-17
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4KB
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132 lines
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REVERSI(リバーシ)ゲーム 説明書
広井 誠
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○はじめに
思考ゲームの定番「REVERSI(リバーシ)」です。普通のリバーシだけ
ではおもしろくないので、盤を 10×10 に拡大した「Big Reversi」と、形を六
角形に変えた「六角Reversi」という変種を2つ用意しました(笑)。各ゲーム
に対応する実行ファイルは、次の通りです。
REVERSI.X 8×8盤(普通のリバーシ)
BIGREV.X 10×10盤
HEXREV.X 六角形盤
たとえば、普通のリバーシを遊ぶ場合は、コマンドラインから実行ファイル名
reversi を入力してください。オプションを設定する必要はありません。
○操作方法
操作は全てマウスで行います。
黒 2 個 : 白 2 個
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
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└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
あなたの手番です
Reversi LV1 先手 対局 終了
図 1 : 画面の様子
画面左下の「対局」を左クリックするとゲームが始まります。ゲーム中に「対
局」を左クリックするとゲームを中断します。
「LV」をクリックすると、コンピュータのレベルを変更することができます。
レベルは1から5までの5段階で、レベルを上げるとコンピュータは強くなりま
すが、その分考える時間が長くなります。レベル5になると X68030[25MHz] でも
少々待たされるので、精神的なゆとりが必要になります(笑)。レベルは、自分
の手番であれば、ゲームの途中でも変更することができます。
ゲームを始める前に「先手」を左クリックすると、「後手」と表示されて、コ
ンピュータが先手となります。再度クリックすると「先手」に戻ります。
「終了」をクリックすると、ゲームを終了します。確認メッセージを出さずに
終了しますので、注意してください。
○思考ルーチンについて
基本的な考え方は、「C調言語PRO-68K(電脳倶楽部 VOL.20,21,24)」で変酋
長が作成された思考ルーチンと同じです。思考時間を短くするための高速化とし
て、「α-β枝刈」と「反復深化」を組み合わせています。序盤の定石は入って
いませんが、終盤では残り 8(LV 1) ~ 12(LV 5) 手になると最後まで読み切る
ようになっています。「終盤での大逆転!」というリバーシの醍醐味を思う存分
味わってください(笑)。
先日、オセロの世界チャンピオンがコンピュータに完敗しました。このプログ
ラム「ロジステロ」は、序盤の定石をたくさん覚えていて、終盤では残り 28 手
を読み切るそうです。リバーシの指し手の総数は 60 手なので、半分とちょっと
打った時点で、コンピュータ側が最善手を打ってくるわけですから、人間が勝て
ないのは仕方がないところでしょう。そのうち、必勝手順が解明できるかもしれ
ません。参考文献[1]によると、6×6盤の必勝手順は判明しているそうです。
○謝辞
このプログラム、ドキュメントを作成するにあたり、たくさんのフリーウェア
を使用させていただきました。関係各位に感謝します。
―参考文献―
[1] 松原 仁:「将棋とコンピュータ」 共立出版 1994
(EOF)